finder x GMS:第十回ジオメディアサミット

11月29日に東京大学駒場リサーチキャンパスで、「第十回ジオメディアサミット」が開催された。ジオメディアサミットとは、有志にて始まった、位置情報業界を盛り上げるためのフリーカンファレンス。

 

今回のテーマは「地域メディアの可能性」

私たちが今月立ち上げた finder との連携で開催。

 

finderは『離れた地域に住む人のエネルギー交換を目指すプロジェクト&メディア』なので、まさにぴったりのコラボ。finderからはメディア主宰の本田正浩がモデレータとして参加した。

 

どんなセッションが行われたかはこちらのプログラムと、今後の記事を見てもらえればよいかと思うが、ある意味混沌とした内容のすべてのカンファレンスを終えて、「人とテクノロジー」という一つの言葉が胸に残った。

 

私は社会に最初の一石を投じるようなイベントやプロジェクトの誕生に立ち会えることが多い。
ITの世界に身を置いて22年。社会福祉の専攻からITの世界で起業した私の根底にあるのは、『人々を幸せにするIT』『ITを手段に社会を変える』ということ。1990年代の初めに私はそういうことを言い続けるギークに沢山会った。そのころはギークなどとは呼ばれておらず、ただの「変人の技術者」たちだった。

 

写真提供:finder
写真提供:finder

 

テクノロジーは社会の何を変えられるのか。技術側にかかわる人たちの中で逆にその課題を見出すこと。課題を見出した後にこそ、新しいものを真に生み出す可能性がある。テクノロジーも社会の変革もすべては人のエネルギーから生み出されるから。人のエネルギーは課題解決時にもっとも発される。


『テクノロジーは手段にしか過ぎない。あくまで解決したい課題が最初に来て、その為にテクノロジーを使うようにしなくてはいけない。当たり前のことなんですが、それが意外と難しい。』 という意見を主宰の関さんがFacebookでとりあげていたけれど、難しいこととは私は思っていない。

 

なぜなら、今回のような集まりや、問題提起を共有できる場があるから。

そして、奇しくも今回の事例発表で取り上げられた、「福岡の明星和楽」や「横浜のNFC六角橋プロジェクト」などの萌芽に、なぜか私はいくつも出会っている。


とにかく、技術に落とし込みができる人々・コミュニティこそ、その課題に向き合えるような場に出会うことが大事なのだと思う。『解決したい課題』は人々の生活の場や、今回のような業界を超えた取り組みの発表の場のようなところにある。そういった意味で関 治之さんたちが、課題をきちんと捉えるために開催した「第十回ジオメディアサミット」のような場が大事なのだ。
技術者こそ、そういう場に身をおこう。技術は技術を高めて発表するためにあるのではなく、人の暮らしを高めることにある。

私は社会福祉の専攻からテクノロジーの世界にやってきた。テクノロジーの世界から社会変革の世界に向かってくる人々と出会えば、きっと何かができる。それも早いスピードでなにかが出来る。


だから finder を立ち上げた。そういう人々が離れた場所でも出会えるように。離れた専門分野でも出会えるように。

そして、こうやって今回のジオメディアサミットのfinderコラボ企画イベントを作ることによっても、人のエネルギーが伝播してゆく様子が見られたのはとても素敵なことだ。

 

さっそく、そのエネルギーは関西にも伝わったらしい。

 

上田さんのブログより:

「この混沌からインスピレーションを得てアイデアに落とし込む人、アイデアを実行に移す人、それをテクノロジーでサポートする人、応援する人、等々がうまく出会うと、また一つ何かが生まれてくるが、そういう人達が出会う場にもなっている。ジオメディアサミットというイベントは進化したかもしれない。」

 

エネルギー交換に乾杯!!

そして、finderを代表して素敵なモデレータ役をつとめてくれた本田正浩に乾杯!!

 

TOPへ

 

 

 

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。